Intel Optane SSD 900Pは960 PROより4倍以上高価になる?

Intelの3D XPoint採用SSDの新製品である“Optane SSD 900P”が、オランダCentralpoint.nlにて予約受付を開始しています。

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www.centralpoint.nl

http://www.guru3d.com/news-story/intel-optane-ssd-900p-makes-a-secret-appearance-has-pci-express-4-interface.html

 

商品ページを確認できたのは900Pシリーズの8製品。

 

PCI-Express 4.0接続

480GB

280GB

 

U.2接続

280GB

 

U.2接続の480GBモデルは確認されていません。

商品の入荷予定は11月2日とされています。

 

売価についてはPCI-Express 4.0接続の480GBモデルが付加価値税抜€1209となり、SamsungのNVMe SSDである960 PROの512GBモデルが同サイトで付加価値税抜€249であり、M.2とPCI-Express Add-in Cardという違いを考慮する必要がありますが、900Pシリーズは4倍以上の売価となることが予想されます。

 

 

Intel初のコンシューマー向けOptane SSDとなる900Pシリーズは、新技術ということで価格面で従来のNAND SSDと競合するのは難しいようですね。

しかし、スペックではランダムアクセスやレイテンシといった面で優位性を持っていますから、高速なドライブを求めるユーザーには歓迎されそうです。

型番が多いですが違いは末尾だけなので、これはおそらくパッケージ種類による違いでしょう。U.2モデルのみ4種類なのはM.2 to U.2 Converterを同梱するモデルがあるという噂もあります。M.2モデルが存在しないのは大容量の3D XPointチップが量産化されていないからでしょうか。

Seagateが安価な8TB HDDを発売へ

Seagateのサイトに新型の8TB HDDが2モデル登録されています。

 

登録されているのは“BarraCuda Pro”および“Exos 5E8”の2クラス。

データシートによるスペックは以下の通り。

 

BarraCuda Pro ST8000DM004”

  • インターフェイス:SATA3.0
  • キャッシュ:256MB
  • 最大データ転送速度:220MB/s
  • ロードアンロードサイクル:300,000
  • 動作中消費電力:6.8W
  • アイドル時消費電力:4.42W
  • バイト数/セクター:512
  • 保証期間:5年

 

“Exos 5E8 ST8000AS0003”

  • インターフェイス:SATA3.0
  • キャッシュ:256MB
  • 最大データ転送速度:190MB/s
  • ロードアンロードサイクル:300,000
  • MTBF:800,000時間
  • 動作中消費電力:5.3W
  • アイドル時消費電力:3.7W
  • バイト数/セクター:512e
  • 保証期間:3年

 

なお“ST8000DM004”については米Amazon.com等で既に発売済みです。

10月18日現在の価格は$209.88となっています。

“ST8000AS0003”は型番通り“Archive HDD ST8000AS0002”の後継機種であり、製品名称が“Exos 5E8”に変更された旨もサイトに表記されています。

また、Exos 5E8についてはSMR技術採用との記載があります。

 

 

Archive HDDに続きSeagateから安価なHDDが登場しそうですね。

ST8000DM004同様のプラッタが採用されていると思われる4TBのST4000DM004が国内では1万円以下で販売されていますから、8TB HDDが2万円を切る可能性もありそうです。

512または512eセクターですから、Optaneと組み合わせるのも面白そう。

Guru3DにCooler Master H500Pのレビューが掲載

Cooler Master HAF X フルタワー ATX Case 日本正規代理店品 RC-942-KKN1

Cooler Master HAF X フルタワー ATX Case 日本正規代理店品 RC-942-KKN1

 

Guru3DにCoolerMasterのHAFシリーズの新しいPCケース“H500P”のレビューが掲載されています。

 

www.guru3d.com

 

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また、米Cooler Masterの公式サイトにH500Pのページが公開されています。

www.coolermaster.com

 

 

HAFシリーズの新作は強化ガラスの採用でイメージを一新している印象です。

フロントの200mmファン2基の裏とトップどちらも360mmラジエーター対応と、その冷却性能はトップクラスと言えそうですね。

Cooler Master HAF X フルタワー ATX Case 日本正規代理店品 RC-942-KKN1

Cooler Master HAF X フルタワー ATX Case 日本正規代理店品 RC-942-KKN1

 

3種類のPMRプラッタ搭載12TB HDDがSeagateから登場

Seagateから従来のPMR技術を用いた1.5TBプラッタ8枚を搭載する12TB HDDが3種類登場しました。

 

登場したのはデスクトップ向け“BarraCuda Pro”と、NAS向け“IronWolf”及び“IronWolf Pro”の3製品。

3製品の詳細は以下の通り。

 

共通

フォームファクタ:3.5インチ(高さ26.11mm)

インターフェイス:SATA3.0

回転数:7200rpm

キャッシュ:256MB

 

Barracuda Pro ST12000DM0007

最大転送速度:250MB/s

消費電力

  • 動作時:7.8W
  • アイドル:4.83W
  • スタンバイ:0.84W

ロードアンロードサイクル:300000

ワークロード/年:300TB

保証期間:5年

 

IronWolf ST12000VN0007

最大転送速度:210MB/s

消費電力

  • 動作時:7.8W
  • アイドル:5.0W
  • スタンバイ:0.8W

ロードアンロードサイクル:600000

ワークロード/年:180TB

MTBF:100万時間

保証期間:3年

 

Ironwolf Pro ST12000NE0007

最大転送速度:250MB/s

消費電力

  • 動作時:7.8W
  • アイドル:5.0W
  • スタンバイ:0.8W

ロードアンロードサイクル:N/A

ワークロード/年:300TB

MTBF:120万時間

保証期間:5年

 

 

Seagateから登場した3種類の12TB PMR HDDのうち、NAS用の2種類は既に発売となっていますが、HGSTのHe12よりかなり低価格なので人気が出そうですね。

BarraCuda Proについてはまだ発売となっていませんが、価格としてはIronWolf Proに近い可能性が高そうです。

フロントファン200mm x2のHAFシリーズ新作が10月10日にアメリカで発売

Cooler Master HAF X フルタワー ATX Case 日本正規代理店品 RC-942-KKN1

Cooler Master HAF X フルタワー ATX Case 日本正規代理店品 RC-942-KKN1

 

米CoolerMasterがCOMPUTEX TAIPEI 2017で展示していた、HAFシリーズPCケースの新作である“H500P”が、米neweggにて予約が開始されているとGuru3Dが伝えています。

 

http://www.guru3d.com/news-story/computex-2017-cooler-master-haf-back-in-da-house.html

https://www.newegg.com/Product/Product.aspx?Item=N82E16811119327&cm_re=h500p-_-11-119-327-_-Product

 

H500PはCoolerMasterのゲーミングPCケースシリーズ“HAF”に属し、High Air Flowを意味するHAFらしくエアフローを重視したデザインとなっている。

最大の特徴はフロントに配置された2基の200mmファン。RGB LEDを搭載していてカラーの制御が可能。

ライザーカードを使用してグラフィックボードを縦に配置できる拡張スロットを2本搭載するなど、魅せるPCに適したギミックを盛り込んでいる。

 

 

COMPUTEXで展示されていた機体は、200mmファン2基の裏に240mmラジエーターを搭載し、トップにも240mmラジエーターを搭載するという凄まじい冷却重視仕様となっていましたが、今回のneweggの商品ページには360mmラジエーターを搭載可能と記載されており、更なる冷却能力強化が可能とは驚きです。

newwggでの価格は$149.99と、HAF Xの$183.30よりは低価格となりそうで、日本での発売が楽しみですね。

Cooler Master HAF X フルタワー ATX Case 日本正規代理店品 RC-942-KKN1

Cooler Master HAF X フルタワー ATX Case 日本正規代理店品 RC-942-KKN1

 

SilverStoneからM.2 SATA SSDをUSBメモリのように使える製品が登場

台湾SilverStoneから、M.2 SATA SSD対応USBエンクロージャーキット“MS09C”が発表されました。

この製品はM.2 2260及びM.2 2280のM.2 SATA SSDを搭載可能としたUSBエンクロージャーキットで、ドライバー不要のためUSBメモリと同様に使うことができる。

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搭載するコントローラはVIAのUSB3.1 Gen2-SATAブリッジコントローラ“VL715”で、USB3.1 Gen2でPCと接続することによりSATA3.0の最大6Gbpsまでの転送速度で利用できる。

市場想定売価は税抜4,980円で、発売日は10月18日の予定。

 

 

こういったタイプの製品が増えてきたことで、2.5インチSSDを外付けストレージとして利用する場合よりも小型軽量化できそうですね。

PCI Express接続のSSDよりも、将来的にこういった用途へ充てられるSATA SSDのほうが良い選択なのかもしれませんね。

COSMOSシリーズ新作の正式発表も近い?

CoolerMaster フルタワーATX PCケース COSMOSII (型番:RC-1200-KKN1-JP)

CoolerMaster フルタワーATX PCケース COSMOSII (型番:RC-1200-KKN1-JP)

 

Cooler Master社のCOSMOSシリーズにあたるフルタワーPCケースの新製品“C700P”に関して、Cooler Master公式Twitterアカウントが製品の外箱の写真を公開しています。

 

 

C700PはCOMUTEX 2017で公開されたフルタワーPCケース。E-ATXマザーボード対応で、フロント・トップともに140mmファンx3基や360mm水冷ラジエーターに対応するなど、大型の冷却システムを搭載するため最適化した仕様が特徴。

COSMOSシリーズの特徴であるバンパーを備え、ヒンジ付きサイドパネルは強化ガラスとなっている。

 

 

少し前にMOD PC製作者からC700Pの外箱デザインの写真が公開されていましたが、今回の公式ツイートと同じデザインでした。

25周年記念COSMOS IIを除けば久しぶりのCOSMOSシリーズの新作ですので、待ちわびていた方も多いのではないでしょうか。

外箱が公開されたということは最終的な仕様も決定していると思われ、発表も近そうです。

CoolerMaster ミドルタワー ATX PCケース CM 690 III (型番:CMS-693-KKN1-JP)

CoolerMaster ミドルタワー ATX PCケース CM 690 III (型番:CMS-693-KKN1-JP)